今回のアイキャッチで使っているメタリックな背景を作ります。
ベースの準備
[ファイル]から「新規」を選択します。
「新規ドキュメント」ダイアログボックスの「Web」を選択します。
右側の「プリセットの詳細」から任意のサイズを入力します。(ここでは「Web最小」を使用)
※「Web」を選択すると単位が「ピクセル」、Web用の「RGBカラー」、Webに適した「72ppi」になります。
![新規作成web](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal1-1024x712.jpg)
ベースに色をつけます。
描画色を好みのグレーにします。
描画色をクリックするとカラーピッカーが表示されます。
![描画色を設定](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal2-1.jpg)
ここではRGBで(R:180 G:180 B:180)を指定しています。
![カラーピッカーでグレーを指定](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal2-2-1024x752.jpg)
「OK」を押し、「塗りつぶしツール」に切り替え、アートボード上をクリックします。
![塗りつぶしツール](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal3.jpg)
![ベースをグレーで塗りつぶす](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal4.jpg)
アートボードがグレーになりました。
レイヤーをスマートオブジェクトに変換する
レイヤーをスマートオブジェクトに変換します。
![](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2022/07/why-150x150.png)
それって必要?
スマートオブジェクトは元の画質を損なわずに変形、編集を行うことができます。
繰り返し作業を行ったり、後から編集する場合は変換しておくと良いでしょう。
[レイヤー]パネルの右上パネルメニューから「スマートオブジェクトに変換」をクリックします。
![スマートオブジェクトに変換](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal5-1-1024x365.jpg)
「スマートオブジェクトサムネール」に変わりました。
![スマートオブジェクトサムネール](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal6-1.jpg)
フィルターで金属のように編集する
表面をざらざらにする/ノイズを加える
[フィルター]から「ノイズ」-「ノイズを加える」をクリックします。
「ノイズを加える」ダイアログボックスが表示されます。
下記の設定を行います。
・量:12%
・均等に分布にチェック
・グレースケールノイズをオン
設定後「OK」を押します。
![ノイズを加える](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal7-774x1024.jpg)
グレー背景にノイズが入りました。
![ノイズを加えた結果](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal8.jpg)
ノイズを引っ張る/ぼかし(移動)
[フィルター]から「ぼかし」-「ぼかし(移動)」をクリックします。
ぼかし(移動)ダイアログボックスで下記の設定を行います。
・角度:90°
・距離:2000px
![ぼかし(移動)](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal9.jpg)
ノイズを2000px縦方向に移動することで金属っぽくなってきました。
![ぼかし(移動)の結果](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal10.jpg)
ラインをくっきりさせる/シャープ
より金属らしさを出すために、できた線をもう少しくっきりさせます。
[フィルター]から「シャープ」-「シャープ」をクリックします。
ラインがよりくっきりしました。
![シャープ](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal11.jpg)
反射の光を入れる/グラデーションオーバーレイ
最後に光をいれていきます。
レイヤーパネルの[レイヤースタイルを追加]から「グラデーションオーバーレイ」を選択します。
![レイヤースタイルを追加](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal12-1024x651.jpg)
レイヤースタイルダイアログボックスで下記の設定を行います。
・描画モード:オーバーレイ
・グラデーション:基本「黒、白」
・角度:145度
![グラデーションオーバーレイ](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal13-1024x536.jpg)
メタリックテクスチャができあがりました。
![メタリックテクスチャの完成](https://pcwork-labo.com/wp-content/uploads/2023/01/photoshop_texture-metal14.jpg)