画像に光を入れる方法の一つにフィルター「逆光」があります。
後から光を編集する場合は、あらかじめ下記の「スマートオブジェクトに変換」を行います。
また下記の「新規レイヤーを使用」すると元の画像はそのままで光を追加し移動することができます。
フィルター「逆光」
フレアとゴーストを追加することで逆光のような光を入れることができます。
フレア
強い光が反射して画像が白くかぶる現象
ゴースト
強い光によりレンズ内で反射した光が楕円形のような形で写る現象
[フィルター]-「描画」から「逆光」をクリックします。
1.逆光ダイアログで光源(光が欲しい箇所)をクリックします。
※光源を座標で指定する場合は、ダイアログの画像の上で≪ Alt + クリック ≫します。
精細な光源の位置ダイアログが表示されるので座標入力をします。
2.明るさをスライダーまたは入力して調整します。
3.レンズの種類を選択します。
最後に「OK」をクリックします。
ダイアログの画像の上で≪ Alt + クリック ≫すると表示される精細な光源の位置ダイアログ
正確な位置に光を入れたい場合は座標を調べよう!
この記事で使用したフリー素材はこちらです。
座標を調べる
画像の座標を調べるには情報パネルを使用します。
情報パネルが表示されていない場合は、メニュー[ウィンドウ]から「情報」をクリックします。
情報パネルを開いた状態で、画像の座標を知りたい箇所をポイントします。
※単位の変更は左のボタンから行います。
情報パネルは色なども分かるよ!
設定後の編集
画像に直接「逆光」を設定すると、後から編集できません。
「逆光」の前にひと手間かけると後の編集が可能になります。
ここでは2つの方法を紹介します。
A:スマートオブジェクトに変換
レイヤーパネルの右上「パネルメニュー」から「スマートオブジェクトに変換」をクリックします。
その後、上記のフィルター「逆光」を行うとレイヤーパネルに「逆光」が表示されます。
この逆光をダブルクリックすると何度でも編集することができます。
B:新規レイヤーを使用
レイヤーパネル下の「新規レイヤーを作成」をクリックします。
ツールパネルの描画色を黒にして「塗りつぶしツール」に切り換え、画像の上でクリックします。
真っ黒になるよー
黒のレイヤーを選択した状態で、上記「逆光」を設定します。
ここでは、位置は気にせず好みのゴーストになる箇所でクリックします。
(後で位置を調整します)
明るさとレンズの種類も設定して「OK」をクリックします。
続けて、描画モードを「スクリーン」にします。
スクリーンにすると黒の部分が消えるよ
最後に任意の位置へ移動します。
元の画像はそのままで、逆光のレイヤーを重ねることができました。